なぜアクキーの印刷にはふちが必要なのか?

アクキーを製作する時、フチなしの全面印刷がしたいと一度は思いますよね？
実際にフチなし全面印刷がしたいと思って、いろいろな印刷業者を探すと データ入稿条件にカット線と印刷内容を離すルールがある場合がほとんどです。

商品製造時にはアクリル板にＵＶプリンターで印刷した後、レーザーでカットをします。
その時、印刷部分にレーザーの光を当てカットすると、熱が加わった切断面のアクリルと印刷部分の接着力が弱まり 指でこするだけで簡単にはがれるようになってしまいます。
特に白インクは通常のインクよりも固く厚みがあって剥がれやすいです。 さらに角の部分に印刷が乗っているため、印刷面がこすれる機会が多くなり剥がれる可能性が高まります。

フチなし印刷がしたい場合エンジェルプリントでは次の対処をオススメしています

カット部分には白インクを乗せない
通常のカラーインクに比べると、白インクの方がはがれやすいです。レーザーの光が当たる部分には白インクをのせずカラーインクのみにします。 カラーインクのみであれば剥がれにくくなります。もしも剥がれた場合でも、色が透けているので剥がれた部分があまり目立ちません。

A4詰め放題やアクキーのデータ入稿時にはフチの設定をご自身の判断でお願いしております。剝がれやすい事をご理解いただいた上でフチなし印刷をご希望されるお客様は、お断りせずに頂いた入稿データで製造しています。